本日は国外取引所Bybit(バイビット)の使い方について解説していきます。
この記事では、日本円の入出金・トレード方法など、Bybitのおおまかな使い方を紹介していきます。
今後使う場面も増えてくると思うのでぜひ最後まで見てくださいね！
Bybitとは
バイビット(Bybit)とは、2018年3月に設立された、シンガポールの仮想通貨取引所です。
また、サイトの日本語表記やカスタマーサポートも日本語で対応してくれるなど、日本人向けのサポートが充実している特徴があります。
セキュリティ対策にも力を入れており、国内の仮想通貨取引所よりも安全に利用できることも大きな魅力でしょう。
海外の仮想通貨取引所に抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、口座開設までのプロセスも非常に簡単なので、初心者にもおすすめです。
Bybitの入金方法
Bybitには以下の3つの入金方法があります。
・ワンクリック購入（クレジットカード決済）
・P2P取引
・暗号資産を入金
それぞれ詳しく解説していきます。
①ワンクリック購入（クレジットカード決済）
ワンクリック購入とは、国内取引所の販売所形式に近い方法です。
日本円でUSDTやBTCなどを購入することができます。
購入した通貨は、Bybitでトレードにする際に使うことができます。
バーナーの「暗号資産を購入」から、「ワンクリック購入」をクリックするとこのような画面になります。
ワンクリック購入で入金する方法は以下の通りです。
1.日本円(JPY)を選択＆購入金額を入力
2.受け取りたい通貨を選択
3.支払い方法を選択
ワンクリック購入は日本円で払うことができるので「JPY」を選択してください。受取れる通貨は、USDT・BTC・ETHなど20種類ほどの選択肢から選べます。
支払い方法は、クレジットカード・銀行振込・LINE Pay(P2P取引)から選択できます。
クレジットカード・デビットカードはVisaとMastercardに対応しています。
「カードを追加」から自身のカード情報を入力することでお使いいただけます。
②P2P取引
P2P取引とはユーザー同士が直接取引をする方法です。
手数料がかからない、LINE Payが使えるなどのメリットがあります。
バーナーの「暗号資産を購入」から、「P2P取引」をクリックするとこのような画面になります。P2P取引の方法は以下の通りです。
1.購入したい通貨を選択
2.購入金額を入力
3.お支払い方法を選択
写真では、「USDT・￥1000・すべての支払い方法」を条件にしています。
購入できる通貨は「USDT・BTC・ETH・USDC」の中から選択できます。
また、支払い方法は銀行振込やLINE Payなどを選択することができます。
※条件を設定して、取引相手が見つからない場合もあります。
その場合は通貨、金額の設定、支払い方法を変えて試してみてください。
自分が設定した条件と相手の取引条件が一致した場合に、右側に「USDTを購入」という表示が出るのでそこから購入することができます。
③暗号資産を入金
暗号資産を入金とは、国内取引所購入した仮想通貨をBybitに送る方法です。
バーナーの「暗号資産を購入」から、「暗号資産を入金」をクリックするとこのような画面になります。暗号資産で入金する方法は以下の通りです。
1.送金したい通貨を選択
2.チェーンタイプを選択
3.入金アドレスをコピーまたはQRコードをスキャン
上記のステップを踏んだら、あとは国内取引所の方で送金の操作をしてください。
送金先のBybitウォレットは現物かデリバティブを選ぶことができます。
（デリバティブとは、売り手と買い手が原資産を所定の価格で取引する契約です。）
※基本的に現物取引を選択で大丈夫です。
また、国内取引所によって送金手数料がかかる場合もあります。
送金手数料がかかる場合は、リップル(XRP)やビットコインキャッシュ(BCH)など、送金手数料が比較的安い通貨を送るとよいでしょう。
Bybitの現物取引の種類
Bybitの現物取引には以下の3種類があります。
・現物取引
・マージン取引
・レバレッジトークン
①現物取引
現物取引とは、レバレッジはかけない通常の取引方法です。手持ちの資金以上の仮想通貨を購入することはできません。ただ草コインが欲しい、アルトコインがほしい、という方は現物取引を利用しましょう。
②マージン取引
マージン取引(信用取引)とは、現物アカウントの資産を担保としてBybitから資金を借りることで、より大きな現物ポジションを持つことができる取引方法です。
大きな利益を目指すことができますが、Bybitから借りた資金を返す義務も当然あります。また、1時間ごとに利子が発生するので注意してください。
③レバレッジトークン
レバレッジトークンとは、原資産にあらかじめレバレッジがかけられているデリバティブ商品です。証拠金を必要とせず、強制決済(ロスカット)が起きることもありません。
レバレッジトークン名は次のように表されます。
例：BTC3L＝レバレッジ3倍のBTCUSDTの無期限契約ロングポジションを持つトークン。ETH3S＝レバレッジ3倍のETHUSDTの無期限契約ショートポジションを持つトークン。
レバレッジトークンはUSDTで現物商品として購入することができます。
以上のようなトークンは利益も損失も3倍になります。
ただし強制決済は発生しないので、損失が出ても価格が上がるまで待つことができます。
Bybitの現物取引の方法
１.取引方法と通貨ペアを選択
バーナーの「現物」から、取引したい方法と通貨ペアを選択するとトレード画面に移ります。
また、トレード画面左上にも通貨ペアが表示されており、そこからも取引したい通貨種類や取引方法を選択することもできます。
現物取引の横に「5X」のような表記がある場合は、現物取引とマージン取引どちらにも対応しています。
２.必要事項を入力して注文
取引板と注文画面を拡大した画像がこちらです。デフォルトが現物取引なので、マージン取引をしたい方は「マージン5X」に切り替えましょう。
はじめに、「買い／ロング」または「売り／ショート」を選択します。
次に注文方法を「指値・成行・利食/損切」の3つから選んで、数量などの必要事項を入力してください。
（マージン取引の場合はレバレッジ1~5倍で設定してください。）
※マージン取引の場合、利益が出たら借入金と利息を返済する必要があります。
Bybitの出金方法
ここからは、Bybitの出金方法について解説します。
Bybitでは日本円を出金(送金)することはできないので、仮想通貨を国内取引所に送金することになります。
１.「資産」のメニューから現物を選択
Bybitアカウントにログインして、アイコンマークをクリックするとメニュー画面が表示されます。
「資産」をクリックして、現物を選択してください。
日本円を出金(送金)することはできないので、仮想通貨を国内取引所に送金することになります。
また、P2P取引を使えば自分が持っている仮想通貨を販売して、日本円にすることができます。
ただし、マッチしない場合もあるのでご注意ください。
２.出金したい通貨を選択
次にこのような現物ウォレットの画面に移動します。
現物ウォレットに入っている資金が表示されるので、出金したい通貨の「出金」をクリックしてください。
現物ウォレットからからしか、出金することはできません。
もしデリバティブウォレットの資金を出金したい場合は、「振替」を行ってください。
３.必要事項を入力して提出
「出金」をクリックするとこのような画面が出てきます。
送金先のウォレットアドレス・チェーンタイプ・数量を入力したら「提出」をクリックすれば完了です。
リップル(XRP)やビットコインキャッシュなどの送金手数料が安い通貨を利用すると、余計な手数料を抑えることができるのでおすすめです。
必要事項を全て入力し終えたら、「トランザクション手数料」が表示されるので参考にしてください。
Bybitにおける資産の振替方法
「現物」に資産が反映されてない場合は資金調達アカウントに入ってしまっている場合があります。
その場合の現物アカウントへ資産の振替方法について説明していきます。
1.Bybitホーム画面の右上にある 「資産」をクリックし「振替」を選択します。
2.アカウントを選択してそのページにアクセスし、アクション 列にある 「振替」をクリックします。
3.アカウント、通貨、数量を選択・入力して、「確定」をクリックします。
※注
振替不可の場合、次の理由が考えられます。
・ボーナスの振替はできません。
・資産が別の取引アカウントで担保として使用されています。
・預け入れられた資産がリスク管理レビューの対象になっています。
ここまでBybitの使い方について説明してきましたがいかがでしたでしょうか？
ここまでで、わからないところがありましたら
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